確定申告と屋号|そもそも屋号とは?【完全版】

確定申告は、主に自営業の方が、1月から12月までの収益から経費などを引いた額を申告します。屋号とは個人事業主が使用する商業上の名前になります。確定申告のときに使用するだけではなく、開業届・廃業届でも必要になります。どちらも必ず必要になるのではなく、屋号を持たずに事業をしている個人事業主もたくさんいます。

屋号は、事業用の口座を作成するときや名刺・領収書・請求書などあらゆるシーンで利用することができます。屋号を持っていると法人の会社名に該当するので、信頼性が高くなるといったメリットがあります。屋号付きの口座を所有することで、経理の作業の効率化にもなることも利点になります。屋号は法人でいう会社名にあたります。

確定申告と屋号

屋号とは?

確定申告で記入する屋号は、青色申告書でも白色申告書でも記入する欄があります。記入は必ずしなければならないものではないので、屋号がない方でも確定申告をすることができます。付け方は、事業の内容がわかるようにしたり、覚えやすい屋号にすると良いです。会社員などの抽象的な表現ではなく、わかりやすく付けることが大切になります。

確定申告で記入する屋号とは

個人事業主は開業するにあたって、開業届けを出すときに屋号の記入は必須ではないです。開業届でも確定申告でも記入する欄があるのですが、必ず記入しなくてはならないのではなく、空欄でも支障がないです。屋号を書かなくても確定申告に影響がないので、書いても書かなくてもどちらでも良いのです。屋号がないからといって、税務署に問いただされることもないので心配する必要はないです。付けるか付けないかは、あくまでも、個人事業主の任意になります。

確定申告で記載するときは、屋号を持っている個人事業主です。屋号を持たずに事業を始めることも可能になり、付けたい方は付けて良いといった感じのものになります。屋号を付ける場合は、事業内容がわかりやすくなるように工夫する必要があります。屋号を変更したい場合で確定申告で屋号を記載する場合は、特別な申告が要らなくて、確定申告書の欄に変更後の屋号を書いて提出をすれば良いです。

税務署は確定申告書を見て、新しい屋号を確認することができます。不安な場合は開業届を出しなおしたりすると良いです。確定申告や開業届で記載欄がありますが、任意になるので、書かずにそのまま提出しても、支障がないです。

屋号の付け方とその具体例

お店を経営している場合の屋号

お店を経営している場合の屋号の付け方は、そのお店の名前をそのまま屋号にするのが一般的になります。お店を複数もっている場合などは、お店の名前がそれぞれ違うことがあるので、その時は事業内容がわかりやすい屋号にすると良いです。パン屋さんなら屋号の最後にベーカリーなどと付けると一目瞭然で事業内容がわかります。

クリニックや事務所を経営している場合の屋号

個人で経営しているクリニックや事務所の場合の屋号の付け方は、クリニック名や事務所名をそのまま使用することができます。覚えやすく事業の内容がわかるようにすると良いです。クリニックの場合は、屋号の最後にクリニックや医院などを付けるとわかりやすくて良いです。

フリーランスの場合の屋号

フリーランスの屋号の付け方は、どんな事業をしているかわかるようにする必要があるので、デザイン会社なら屋号の最後にデザインなどの単語を入れたりするとわかりやすいです。自分で決めることができるので、かっこいい屋号でも良いのです。

フリーランスで事業をしているので、会社組織と間違われないような屋号にする必要があります。フリーランスが屋号を付けるメリットは、信頼性が高くなることや事業内容を相手にわかってもらうことができる事です。

まとめ

個人事業主やフリーランスの方は確定申告をしなければならないのですが、申告書の欄に屋号を記載する欄があります。屋号の欄は、屋号を取得している場合は記載して、屋号を取得していない場合は記載する必要がないのです。記載をしなくて空欄で確定申告書を提出してもなんの問題もないです。屋号を付けるか付けないかは、個人事業主の任意になります。

屋号を取得するとメリットもあります。会社の信頼性が高くなったり、屋号を見て事業内容がわかるようになることなどがメリットになります。屋号の付け方は、事業内容がわかるように付けると良いです。屋号の登録方法は、開業届を出すときに、登録することができます。開業時に屋号が決まっていない場合は空欄で提出することができます。

【監修者】代官山税理士法人 / 代表 大勝 健司

【監修者】代官山税理士法人 / 代表 大勝 健司

会計士試験合格後、監査法人に入社。幅広い事業の監査業務に従事。 その後、売上高数千億の一部上場企業(小売業)にて、企業内会計士として経理業務に従事。税理士として、決算書の作成、法人税申告書、相続税の相談から申告実務全般にも携わる。また社会保険労務士として事業会社において各保険の入退社手続き、役員及び従業員向けの退職金制度導入、就業規則の作成等に至るまでの労務を経験。社会保険の知識にも明るい。ヒトとカネの融合的視点からのアドバイスを可能とする。

みんなの税理士相談所は最適な税理士をご紹介

  • 忙しくて決算・確定申告に手を回せていない
  • 自分では出来ない節税対策を依頼したい
  • 要望に合った顧問税理士を探したい

みんなの税理士相談所では、このようなお悩みや要望をお持ちの方に税理士を検索できるサービスの提供と、税理士の紹介をしております。

税金まわりのお悩みや要望は、数多くあり、ネットで調べて解決するには難しいと感じた方もいるでしょう。当サービスでは、相談内容やお住まいの地域ごとに最適な税理士に出会うことが可能です。

以下のお問い合わせフォームから具体的な内容を入力できるので、お気軽にご利用下さい。

紹介無料・即日紹介・
全国対応・複数人紹介
も可能!
・初めて税理士をお探しの方
・現在の税理士を変更したい方
経験豊富なスタッフが
あなたに最適な税理士をご紹介いたします。

記事検索

キーワード
カテゴリー
経験豊富なスタッフがあなたに最適な税理士をご紹介いたします。
LINEで相談LINEで相談 電話で無料相談 税理士紹介を依頼する