
社会人として働いている以上、必ず必要になってくるのが確定申告の存在です。しかし、毎年必要になってくるにも関わらず、いまだに確定申告のやり方についてよく分かっていないと言う方もいるでしょう。
また、申請できる期間のうちに素早く終わらせておきたいと希望していたとしても、受付期間内に仕事が入っていたりしてなかなか行えない方もいると思います。そんな困っている方にぜひ利用して欲しのが「時間外収受箱」の存在なのですが、その名前自体初めて聞いたと言う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は時間外収受箱に関して詳しく紹介していくと共に、どのようにして提出すれば良いのか、または必要になってくる封筒や切手などについてもしっかりと説明していきたいと思います。
確定申告の時間外収受箱提出の封筒には何を記入する?
確定申告の時間外収受箱を利用する場合、送る封筒には何を記入すれば良いのか全く分からないと言う方もいるでしょう。普通に封筒で送る場合には住所や名前などを記入するのが一般的ですが、時間外収受箱に関しては特に何も記載しなくて良いとされています。
しかし、人によっては丁寧に記入したいと希望する方もいると思うので、何か書きたい場合には「所得税確定申告書類等在中」と記入しておくことをおすすめします。
確定申告書の封筒サイズは?
確定申告の時間外収受箱において、特にサイズに基本的な決まりはありません。しかし、折らずに入れたい場合にはそれなりの大きさが必要になってくる為、できれば余裕を持てるようにA4サイズを選んだ方が良いでしょう。
確定申告書の控えが欲しい場合は?
確定申告の控えがどうしても欲しい場合には、提出用と複写によって作成した控え用の方を入れるようにしましょう。また、返信用に切手と封筒の両方が必要になってくるので忘れないようにしてください。
返信用の封筒のサイズに特に決まりはありませんが、切手に関しては封筒の大きさによって値段が違ってくるので注意が必要です。
確定申告の封筒の書き方は?
確定申告の封筒の書き方
表面
- 所轄の税務署の郵便番号
- 住所
- 税務署名
- "所得税確定申告書在中"と赤字で記入
裏面
- 自分の郵便番号
- 住所
- 氏名
返信用の封筒の書き方
表面
- 自分の郵便番号
- 住所
- 氏名
裏面
まとめ
確定申告の期間を詳しく紹介していくと、基本的には2月16日から3月15日までの約1ヵ月間となっているので覚えておきましょう。また、確定申告を期間内に終わらせることが困難だと思われる場合には、確実にこなすことができる時間外収受箱を選択することをおすすめします。
さらに、確定申告書を送る場合にはどのサイズの封筒を利用すれば良いのか、その封筒に合わせた切手を用意して発送した方が良いのかなどもしっかりと知っておきましょう。
最後に、確定申告において返信用封筒を入れておく際、自分の住所・氏名・郵便番号などはしっかりと記入しておくとスムーズになります。その他にも、確定申告書の控えが欲しい場合には、複写と返信用封筒と切手は絶対に忘れないようにしてください。