会社設立の流れとは?費用や必要書類を徹底解説【総まとめ】

会社を設立したいと考えている方にとって、「何から始めればいいのか?」 「どのくらいの費用がかかるのか?」など、多くの疑問があるでしょう。
本記事では、会社設立の流れ、必要な書類、かかる費用、設立後の手続きまでを詳しく解説します。
会社設立をスムーズに進めるためのポイントを押さえて、しっかり準備を進めましょう。
会社設立前に知っておくべきこと
会社を設立する前に、まず以下の3つを押さえておきましょう。
1. 会社の種類を決める
会社には「株式会社」「合同会社」「その他の法人(合名会社・合資会社など)」の3種類があります。
✅ 株式会社
- 最も一般的な法人形態
- 株式を発行し、資金調達が可能
- 社会的信用度が高く、融資や助成金を受けやすい
✅ 合同会社
- 経営者と出資者が同じ
- 株式会社より設立費用が安い
- 社会的信用度は株式会社より低め
✅ 合名会社・合資会社
- 設立数は少なく、現在はあまり選ばれない
- 経営者の責任が大きいため、リスクが高い
2. 会社設立にかかる費用
会社を設立するためには、法定費用がかかります。
会社形態 | 設立費用(法定費用) | 主な費用の内訳 |
---|---|---|
株式会社 | 約24万円(電子定款なら約20万円) | 定款認証:5万円、登録免許税:15万円、収入印紙:4万円(電子定款なら不要) |
合同会社 | 約10万円(電子定款なら約6万円) | 登録免許税:6万円、収入印紙:4万円(電子定款なら不要) |
💡 ポイント
- 電子定款を利用すると、収入印紙代4万円が不要になり、費用を抑えられる
- 司法書士や行政書士に依頼すると+5万円~10万円の報酬がかかる
3. 会社設立前にやるべきこと
会社設立をスムーズに進めるためには、事前の準備が大切です。
✅ 発起人を決める
- 会社設立の手続きを行う人(1人でもOK)
✅ 商号(会社名)を決める
- 他の会社と被らないか、類似商号を調べる
- 株式会社の場合、「株式会社」を名前の前後どちらかに入れる
✅ 印鑑の作成
- 会社の代表印(実印)を用意する
✅ 資本金を決める
- 最低1円でもOKだが、信用度を考慮すると100万円以上が推奨
✅ 本店所在地を決める
- 賃貸物件を利用する場合、法人契約が可能か確認する
会社設立の流れ
会社を設立するためには、「定款作成 → 資本金の払込 → 登記申請」のステップを踏む必要があります。
① 定款の作成・認証
会社のルールを記載した定款(ていかん)を作成します。
✅ 定款の記載事項
- 会社の目的(事業内容)
- 商号(会社名)
- 本店所在地
- 資本金の額
- 発起人の氏名・住所
- 事業年度
💡 株式会社の場合
- 公証役場で定款認証(費用5万円)が必要
- 電子定款を利用すると4万円の収入印紙代が不要
💡 合同会社の場合
- 公証役場での定款認証が不要(コストが抑えられる)
② 資本金の払込
定款作成後、発起人の個人口座に資本金を振り込みます。
💡 ポイント
- 口座名義は発起人の個人名義(法人登記前のため)
- 資本金の払込が証明できるように、振込明細書を保存する
- 会社設立後、法人名義の口座を開設し、資本金を移動する
③ 登記申請
法務局で会社の登記を行います。
会社の設立日は、登記申請を行った日となります。
✅ 必要書類
- 定款
- 登記申請書
- 資本金の払込証明書
- 役員の就任承諾書
- 印鑑届出書
- 代表者の印鑑証明書
💡 ポイント
- 設立後、登記簿謄本(履歴事項全部証明書)や印鑑証明書を取得し、各種手続きを進める
会社設立後に必要な手続き
会社の設立が完了した後も、税務署や役所への届出が必要です。
✅ 税務署へ提出する書類
- 法人設立届出書
- 青色申告承認申請書
- 源泉徴収の届出書
✅ 都道府県・市町村への届出
- 事業税の申告書
✅ 社会保険の加入
- 健康保険・厚生年金
- 雇用保険(従業員がいる場合)
✅ 法人銀行口座の開設
- 法人口座を開設し、資本金を移動する
✅ 法人クレジットカードの作成
- 経費管理をスムーズにするために推奨
会社設立のメリット・デメリット
メリット
✅ 信用度が高まる
- 取引先や金融機関からの信頼を得やすい
✅ 節税ができる
- 所得が高い場合、法人化すると税金が抑えられる
- 経費計上できる範囲が広がる
✅ 資金調達がしやすい
- 法人なら銀行融資を受けやすい
- 株式会社なら出資を募ることも可能
✅ 事業承継がしやすい
- 代表者が交代しても法人として存続可能
デメリット
❌ 設立費用がかかる
- 株式会社は約24万円、合同会社は約10万円
❌ 社会保険の加入が義務
- 個人事業主よりも保険料の負担が増える
❌ 法人住民税の負担
- 赤字でも最低7万円の法人住民税を支払う必要がある
❌ 事務手続きが増える
- 決算、確定申告、社会保険手続きなどが必要
まとめ
会社を設立するには、「定款作成」「資本金払込」「登記申請」といった流れが必要です。
また、設立後には、税務署への届出、社会保険加入、法人口座の開設などの手続きも欠かせません。
✅ 会社設立のポイント
- 株式会社と合同会社の違いを理解する
- 電子定款を活用し、設立費用を抑える
- 法人設立後の手続きも忘れずに行う
- 専門家(税理士・行政書士)に相談するのも有効
事前準備をしっかり行い、スムーズに会社設立を進めましょう!
みんなの税理士相談所は最適な税理士をご紹介
- 忙しくて決算・確定申告に手を回せていない
- 自分では出来ない節税対策を依頼したい
- 要望に合った顧問税理士を探したい
みんなの税理士相談所では、このようなお悩みや要望をお持ちの方に税理士を検索できるサービスの提供と、税理士の紹介をしております。
税金まわりのお悩みや要望は、数多くあり、ネットで調べて解決するには難しいと感じた方もいるでしょう。当サービスでは、相談内容やお住まいの地域ごとに最適な税理士に出会うことが可能です。
以下のお問い合わせフォームから具体的な内容を入力できるので、お気軽にご利用下さい。