
確定申告の提出期間は例年2月16日から3月15日までの1ヵ月間ですが、窓口での提出は非常に混雑し、長時間待たされることがあります。そのため、郵送で提出する方法を知っておくと、時間を有効に活用できます。本記事では、確定申告書類を郵送で提出する方法や注意点について詳しく解説します。
確定申告書類の提出方法
1. 郵送で提出
郵送提出は、確定申告会場に行かずに書類を郵送する方法です。書類の記入・添付を適切に行えば、窓口での待ち時間を省くことができます。
2. 確定申告会場で提出
申告期間中は、税務署や特設会場で申告書を直接提出できます。職員がその場で確認するため、不備があった場合にすぐ対応できるメリットがありますが、混雑が予想されます。
3. e-Taxで提出
自宅やオフィスからオンラインで確定申告を行う方法です。マイナンバーカードや電子証明書が必要ですが、郵送や窓口提出よりも手続きがスムーズに進みます。
郵送提出のメリット・デメリット
メリット
- 窓口の混雑を避けられる
- 時間を気にせず提出できる
- 自宅から簡単に手続き可能
デメリット
- 書類不備があると差し戻される
- 期日までに郵送しないと受理されない
- 受理の証明を得るには追加の手続きが必要
確定申告書類を郵送で提出する際の注意点
1. 確定申告書類は「信書」に該当
確定申告書類は郵便法により「信書」に該当するため、必ず郵便局から郵送する必要があります。宅配便やメール便では送ることができません。
2. 提出期限は「消印の日付」
郵送提出の場合、郵便局の消印が3月15日以前であれば期限内の提出とみなされます。ポスト投函では回収時間によって日付が変わる可能性があるため、郵便局の窓口で消印を押してもらうのが確実です。
3. 書類不備に注意
提出書類の記載ミスや添付漏れがあると、税務署から差し戻されることがあります。不備があると再送が必要になり、期限に間に合わなくなるリスクがあるため、提出前にしっかり確認しましょう。
4. 受理の証明が欲しい場合
確定申告書類の提出後、受理証明が欲しい場合は返信用封筒(宛先を記入し、切手を貼ったもの)を同封すると、受理印を押した申告書の控えを返送してもらえます。
郵送時に添付する書類
1. 確定申告書の控えと返信用封筒
提出書類の控えを受け取りたい場合は、返信用封筒を同封しましょう。
2. 社会保険料控除証明書
社会保険料の控除を申請する場合は、控除証明書を同封する必要があります。年末に送付されるため、紛失した場合は発行元へ再発行を依頼しましょう。
3. 源泉徴収票
会社員や給与所得者の場合、源泉徴収票を添付する必要があります。通常は年末に発行されますが、紛失した場合は勤務先に再発行を依頼しましょう。
4. 生命保険料控除証明書
生命保険料の控除を受ける場合は、生命保険会社が発行する控除証明書が必要です。10月~11月頃に送付されるため、紛失した場合は保険会社に問い合わせて再発行してもらいましょう。
5. 小規模企業共済等掛金控除証明書
個人事業主やフリーランスが加入する小規模企業共済や確定拠出年金(iDeCo)などの掛金は全額控除対象となります。証明書を添付することで控除が適用されます。
6. 寄附金控除証明書
ふるさと納税など寄附金控除を申請する場合は、寄附先が発行する証明書を添付しましょう。一定の要件を満たせば控除が適用されます。
7. 地震保険料控除証明書
地震保険料も控除対象です。年間支払額が5万円以下なら全額、5万円を超える場合は5万円まで控除できます。
まとめ
確定申告書類を郵送で提出する際は、以下の点に注意しましょう。
- 提出期限は3月15日(郵便局の消印が有効)
- 郵送は郵便局から発送し、宅配便やメール便は使用不可
- 書類不備があると差し戻されるため、十分に確認
- 受理証明が必要な場合は返信用封筒を同封
郵送での提出は、窓口の混雑を避けられる便利な方法ですが、書類の不備や提出期限には十分注意しましょう。しっかり準備を整え、確実に申告を完了させることが大切です。
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