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更新日:2021年03月08日

事業承継とは?事業承継の現状と3つの要素【総まとめ】

経営者の高齢化と後継者不足で、やむなく廃業に追い込まれる中小企業が増加しています。事業承継を円滑に進めれば廃業も回避できます。

事業承継とは?

事業承継とは会社の経営を、新たな経営者に日置つぐ糊塗です。中堅どころの中小企業にとってオーナー社長の経営手腕そのもので、将来の事業はもちろん現状の経営を左右することが多いため、誰を後継者にして引き継ぐべきかは大きな課題です。

事業承継において「誰」が経営を引き継ぐべきかは、事業存立か廃業かを選択を左右する大きな課題です。中小企業庁のデータによると、20年ほど前までは親族内承継が圧倒的で90%近く、親族外承継はわずか10%教でした。これに対して現在では親族内承継は35%に留まるのに対して、親族外承継は65%にのぼる順位が逆転しています。
具体的には従業員が経営者に就任したり、外部の企業に事業を売却するM&Aに踏み切る中小企業が急増しているわけです。これまではオーナーの親から子どもへ、経営をバトンタッチするのは当然のながれでした。経営手腕やノウハウの蓄積などを、日ごろの業務で引き継がせて区スタイルが一般的でしたが、このスタイルは通用しなくなっています。

事業承継の現状

現在では事業承継に関する親子の意識に乖離が見られることから、外部から経営者を招聘する事例が増加しています。番頭格の従業員に経営のみを委譲すすスタイルも増えていますが、抜本的名後継者不足問題を解決していないこともあります。

親族内継承の減少

親族内で経営者を引き継ぐ、親族内承継は大きく現象しています。背景には子どもに負担をかけたくない、自由な道を歩んでもらいたいなどの、「継がす不幸」を意識する経営者の増加があります。反対にいつかは子どもが引き継いでくれると経営者は思い込んでいても、子供の方はまったく希望しないといった意識の乖離がみられることもあるそう。
子どもが経営者の会社に就職している場合であっても、自分は経営者に向いていない現実に向き合うことで、経営者の道を断念することもあるようです。また現実的に自分が引退した頃合までに経営者教育がオア割っていないため、親族内で承継するのは難しい事例も見受けられます。そのため事業の存続のためには、別の手段の必要性が高くなるわけです。

親族外継承の増加

経営者と子どもの意識の乖離や、引き継がせること事態へのためらいなどの事情から、廃業を回避するために親族外承継に踏み切る中傷企業が増加しています。親族外承継とは、親族外から経営者を招聘する事業承継の方法のことです。事業内容や経営状況を熟知している従業員は、親族外承継では一般的です。
長年にわたり社長の右腕として実績を重ねてきた方など、従業員が経営者になります。まったくの外部から社長を迎えるわけでもないので、社員の反発も少ないはずです。しかし株式会社の場合、株式の譲渡と経営権以上は表裏一体の関係にあります。多くの会社では1億円ほどの資産価値がありますが、そえほどまとまった現金を現実的に用意するのは難しい、という課題があります。

M&Aを活用した事業承継の増加

身内で承継者が見当たらない、従業員の中にも有能で会社経営に前向きな従業員も見当たらない場合、事業承継のためにM&Aを選択することができます。M&Aは自社の事業に関心のある企業を探し出し、その企業に会社の人的物的資産を全て買い取ってもらうことになります。
M&Aにはいくつもの方法がありますが、メジャーなのは株式を譲渡することです。シンプルに進捗するように思えますが、円滑に進めるには専門家の関与が不可欠です。契約関係には弁護士が、、快適行を見つけるためにはM&A専門仲介業者の存在、財務調査のための公認会計士など。相手企業の選定も重要で、見かけの提示額だけで判断するのではなく、信頼に足りる相手なのかを慎重に見きわめることが重要です。

事業承継の3つの要素

事業承継は具体的には、経営権・会社の資産・知的資産、これらの3つのリソースを全て新たな経営者に承継することになります。これら全てがそろってこそ、新たな事業展開の可能になり、企業の存続も担保されるわけです。

経営権の承継

事業承継とは当然経営権の承継を伴います。中小企業にあっては、長年の実績の中で獲得してきたノウハウや、取引関係などの人的関係が経営者個人に集中していることが多いため、事業が円滑に承継されるかは経営者の資質に左右されます。親族内承継や従業員承継のいずれにおいても、後継者になる人材が経緯に必要な経験やノウハウを身につけるには、最低でも5年から10年の期間をも要する必要があるとされています。
このように経営者の手腕を身につけるには相当な時間を必要とするのは確かで、経営者育成のための時間を十分に確保するには後継者候補の選定は、かなり早い段階から着手する必要があります。緊急の必要に迫られて着手してからでは遅いのです。

資産の承継

事業承継にあたっては、数々の資産の引継ぎも必須です。株式や設備・不動産などの事業用資金や借入金などの金などが代表的。なかでも株式会社の場合は株式がとりわけ重要です。会社保有の資産価値は、自社株の評価に対応するので、株式会社の事業承継では最初に検討するべきなのは、株式の承継になるからです。また株式や事業用資産を譲渡するときには、資産の評価状況によっては多額の贈与税や相続税が発生することがあるので、租税負担を考慮した事業承継のスキームを立てる必要があります。
おもわぬ費用が発生することで事業に影響を与えることがないようにするには、専門的で多岐にわたる分野の知識を必要とするので、各種の専門家のサポートが必須です。

知的資産の承継

知的資産の承継とは、人材・技術・特許やブランドなどの知的財産はもちろん、組織力や炯炯理念など金銭的価値に引き直すのが困難な経営資源を引き継ぐことをさします。とりわけ中小企業の場合、経営者と従業員の信頼関係により事業は成立している側面がつよいため、人材は貴重な資産です。
経営者の交代ひとつで、信頼関係が破綻し多くの退職者を出してしまう事態も想定されます。いわば知的資産とは会社の価値であり強みでもあることから、この知的資産を承継できなければ、企業競争力も喪失し、事業承継も難しくなるのです。事業承継にあたりこのような事態を回避するには、会社の強みや知的資産を確実に後継者に引き継ぎ尊重することが重要となります。

事業承継をサポートする仕組み:事業承継税制

事業承継にあたっては株式や事業資産の権利の移転が発生することがあります。そこで税金負担が後継者不在の一因になっていることをふまえ、事業承継税制というサポート制度が特例で設けられています。この制度は所定の条件をクリアして、後継者に事業が承継された場合に相続税や贈与税などの納付を猶予するというもの。これまでは条件が厳格であまり利用されることは有馬戦でしたが、後継者不足が深刻化していることもあり税制改革の結果、利用しやすくなっています。事業を承継するには、時間もお金もかかるので早めの準備が必須です。後継者の問題で先行き不安を抱えている経営者の方は、金融機関や商工会議所・顧問税理士など専門家に早めの相談をおすすめします。

まとめ

経営者の高齢化が進展し、多くの中小企業は後継者不足に直面しています。従来は親族内で承継さえることが大半でしたが、現在では従業員などの社外承継の比率が高まり逆転しています。社内で経営者候補が見当たらないときは、会社存続のためにM&Aも選択肢にはいるでしょう。
事業承継にあたっては、経営権と事業資産・知的資産などの三点を、新たな代表者に引き継ぐ必用があるのです。必ず直面する後継者問題、円滑に進めるためにも早めに着手するのが大事です。

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