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更新日:2021年05月27日

FXの税金はいくら?確定申告のやり方を解説

FX取引で一定以上の利益が得られた場合、確定申告をして税金を納めなければなりません。この記事では申告が必要になるケースや、実際に支払うべき税金の金額を計算する方法を解説します。サラリーマンと自営業・専業主婦の人では確定申告が必要になる条件に違いがあるので、きちんと確認しておくことが大切です。手数料やその他の費用は控除が認められる場合があり、控除が可能なケースについても知っておくようにしましょう。

取引で利益が得られた時に税金を納める以外に、取引に失敗して損失が発生した際もマイナスの利益として税務署に申告をする必要があります。もしも損失が発生した際に、翌年の利益から控除して税金を申告することができるからです。

FXで確定申告が必要な人は?

FX取引で利益が得られた場合でも、金額によっては税金を納める必要がないケースがあります。確定申告が必要になる条件は1年間に得られた利益の金額に加えて本人の立場(主な収入源)によっても違いがあるので、きちんと押さえておくようにしましょう。

FXの利益を含め、給与所得・退職所得以外の収入が20万円以上の会社員

FX取引で確定申告(納税)が必要となる条件ですが、年収2,000万円以下のサラリーマンの方であれば本業の給与所得・退職所得以外に年間20万円以上の利益を得ている人が該当します。サラリーマンでも年収が2,000万円を超える場合は、年間あたりの利益が20万円以下でも申告が必要になります。

FXの利益が38万円以上の自営業、主婦や学生

給与所得者(サラリーマン)以外の人(主婦・自営業・学生など)であれば、年間あたりの利益が所得税の基礎控除額(38万円)を超える場合にのみ確定申告が必要です。ただし利益が33万円を超えると、地方税(住民税)の申告が必要になります。

FXの取引で損失があった人

FXで確定申告が必要な条件は、税金を納めなければならない人(年額20万円または38万円を超える利益が出た人)と、損失が発生して翌年度以降に繰越控除を申告する予定の人です。FXは損益通算が認められているので、最長3年間まで発生した損失分を翌年度の利益から差し引いて申告をすることが可能です。

損益通算で翌年度以降に利益から損失分を差し引いて申告をする場合には、損失が発生した年にマイナスの利益として確定申告をしておく必要があります。

取引で損失が発生してマイナスの利益として申告をする場合は所得税を納める必要はありませんが、翌年度以降に繰越控除控除をおこなうためには必要です。翌年度以降に控除をする予定がなければ、確定申告は不要です。

FXにかかる税率は?

FX取引で得られた利益に対する税金は申告分離課税が適用され、本業の収入とは関係なく税額が決められます。納めるべき金額の計算方法ですが、得られた利益から必要経費・繰越損失・基礎控除分を差し引いた所得に対して所得税15%・住民税5%・復興特別所得税0.315%の合計20.315%となります。

利益から経費・繰越損失・基礎控除を差し引いた金額が50万円であれば、納税すべき金額は101,575円となります。申告分離課税が適用されるので、仮にFX以外に本業の年収が100万円でも1億円であったとしても20.315%の納税額は変わりません。申告分離課税の税率は定率なので、年間あたりにFX取引で得られた金額が増えても課税される割合は一定です。

FXの確定申告に必要な書類は?

一定額以上の利益が得られた場合や繰越損失のために確定申告をする場合は、書類を作成して税務署に提出する必要があります。提出すべき書類は以下の6種類です。

  • 確定申告書B
  • 申告書第三表(分離課税用)
  • 先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書
  • 所得税の確定申告書付表(先物取引に係る繰越損失用)
  • 年間損益報告書
  • 源泉徴収票

「年間損益報告書」と「源泉徴収票」は添付書類で、源泉徴収されていない人は源泉徴収票を提出しなくても構いません。「所得税の確定申告書付表」については、繰越損失を計上して利益から控除して申告する場合のみ必要になります。「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」を作成する必要があるので、取引記録を保管しておくようにしましょう。

FXにかかる経費

通信費

インターネット取引のために支払った通信費用は、必要経費として計上することが可能です。ただし経費として認められるのは実際に取引に使用した分のみで、取引とは関係のない通信費は経費に含めることができません。

パソコンやモニターの購入代金

FX取引のために使用したパソコンやモニターの購入費用については、必要経費として認められる場合があります。取引のためだけにモニターを追加したり自動取引ツール(ソフト)を購入した場合には、実際に支払った費用を必要経費に含めることができます。

取引手数料、スプレッド

FX取引をする際は、両替手数料(スプレッド)や各種手数料などを支払う必要があります。スプレッドは取引の際に支払う手数料の一種ですが、結果的にトータルの損益に反映されるので経費としては認められません。スプレッド以外に取引のために支払った手数料については、経費に計上して利益分から差し引くことが可能です。

飲食代などの交際費

FX取引の必要経費には、情報収集などのように取引とは直接的に関係のない費用についても含めることができる場合があります。例えば遠方で開催されるセミナーや講習会に参加するための旅費・宿泊費や、FX取引に関する情報交換のために参加した食事会の参加費用・飲食費などが該当します。

まとめ

FXの確定申告は、通常の確定申告では使わない書類を用意する必要があったり、難しい印象があります。利益が出ればもちろん確定申告が必要ですが、繰越控除や損益通算のために利益がなくても確定申告を行う必要がある場合もありますので、正しい知識で正しく確定申告を行いましょう。みんなの税理士相談所では、FXに詳しい税理士の先生のご紹介を無料で承っておりますので、相談を考えている方はぜひ。

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