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更新日:2021年04月28日

一般口座の株取引|確定申告のやり方・注意点を解説【令和最新版】

一般口座を選択して株取引を行っているのであれば、自分で1年間の株取引を振り返り、確定申告を行う必要があります。売買損益計算は1銘柄ずつ行わなければならないので、証券会社から発行された取引報告書をとりまとめて確定申告書の作成を行うケースが多いです。具体的な流れややり方を知らないと、確定申告の際にミスをしてしまう可能性があります。
正しい方法で申告することができていなければ、修正や追徴課税の対象になる可能性もあるので注意が必要です。ここでは、一般口座で株取引をしている人が実施すべき確定申告のやり方や注意点を分かりやすく紹介しているので、確定申告を行う際には解説を参考にしてみることがおすすめだと言えます。

一般口座と確定申告

一般口座と特定口座の違いとは?

株取引を行うときには一般口座と特定口座を選ぶことができます。特定口座は利益や損失の計算、税金計算を証券会社で行ってもらうことができるので、自分でこれらを行う必要がありません。さらに、源泉ありと源泉なしを選ぶことも可能です。源泉ありを選んだ場合は証券会社にて取引ごとに税金の清算が行われるため、原則として確定申告が不要になるというメリットがあります。

一方で、一般口座を選んだのであれば利益や損失の計算、税金の計算や清算を行ってもらうことができません。証券会社が年締めで発行する特定口座年間取引報告書の発行もないため、株取引ごとに発行された取引報告書をまとめつつ収支計算を行って確定申告を行うことになることを理解しておくべきです。

株の取引には2種類の税金がかかる

株取引には2種類の税金がかかってくることを知っておく必要があります。売却して得た譲渡益と配当金に対して、所得税及び復興特別所得税、住民税がかかることを理解しておきましょう。所得税及び復興特別所得税は15.315%、住民税は5%であり、合計で20.315%の税金が課せられることになります。

株取引で発生する税金は他の所得と分けて税金を計算する必要があるので要注意です。申告分離課税となっているので、自動的に税金の清算が行われる特別口座でなければ確定申告を実施することによってこれらの税金を納める必要があります。別の所得とは計算内容などが違うことを知らない人もいるので、こういった違いがあることを理解しておくことが大事です。

一般口座で利益が出た場合の確定申告のやり方

確定申告書B第一表の記入

一般口座で株取引を行って利益が出て確定申告を行うときには、申請書B第一表の作成から行います。左欄の収入金額等の項目の給与には1年間の収入金額、所得金額という項目の給与には所得金額の合計、所得から差し引かれる金額という項目には該当する控除を記入してください。

申請書B第一表の右欄の税金の計算では、全体の税額と税額控除額、復興特別所得税と源泉徴収税額、計算した最終的に納める税額を記入することになります。自分で計算して記入しなければならない部分があるため、計算ミスが起こらないように注意しておくことが大事です。
これらの記入が完了すれば申告書B第一表の作成を終えることができるので、他の申告書を作成します。

確定申告書B第二表の記入

申告書B第二表では、所得の内訳の欄を記入するところから始めます。源泉徴収票の支払額と源泉徴収税額からの転記も行ってください。所得から差し引かれる金額に関する事項では、該当する控除について書いていきます。申告書B第二表の左欄に記入した額と同じものを書く部分もあるので、正しく転記しましょう。

源泉徴収票の社会保険料等の金額からも転記を行う必要があります。扶養家族がいる場合は、マイナンバー情報の記載が必要なので忘れないように注意しておくべきです。最後に住民税の納付方法を選択する必要がありますが、勤務先に調べたくないという場合は自分で納付に丸をつけるようにします。ここまで記入できたのであれば、申告書B第二表の作成は完了です。

株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書の記入

株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書の2面にて、まずは株取引の内訳を記入します。次に1面で2面の合計額を譲渡による収入金額の欄と小計欄に記入してください。2面の取得費の額を1面の必要経費又は譲渡に要した費用等の欄に転記し、最後に株取引の所得金額を書いていきます。
収入金額の小計から必要経費又は譲渡に要した費用等の小計を引くことによって、株取引による所得金額を算出することが可能です。算出された値はこの計算明細書の中の差引金額と所得金額、繰越控除後の所得金額という欄に正しく記入するようにしましょう。

確定申告書B第三表の記入

確定申告書B第三表では、収入金額の上場株式等の譲渡欄に収入金額を書くことから始めます。次に所得金額の上場株式等の譲渡欄に、株取引による所得金額を書いててください。税金の計算の項目では、株取引と給与について実際に課税される所得金額をそれぞれ算出し記入を行っていく必要があります。総合課税の合計額と所得から差し引かれる金額、対応分の項目を埋めるように記入しましょう。

すべて書くことができたのであれば、対応分を合計した値を最後に書き込めば終わりです。確定申告書B第三表の作成まで終了することができたのであれば、一般口座で株取引を行った場合の確定申告で必要な申告書の記入全て終えたことになります。ここまで終了した後には、計算ミスや転記ミスがないか、整合性のとれてない部分がないかどうかチェックしておくと安心です。

一般口座で損失が出た場合の確定申告の注意点

一般口座で損失が出た場合は、確定申告を行う必要がありません。そのため、書類作成の面倒さなどから確定申告を実施しない人もいますが、行っておくことで損失を翌年に繰り越すことができますし、税金が還付される可能性があることも知っておくべきです。

書類作成の手間はかかりますが、お得さを重視する場合は確定申告を行っておくことをおすすめします。譲渡損失の繰越控除の適用を受けることができれば、翌年には株取引の所得からこれを差し引くことが可能です。

まとめ

株取引は一般口座もしくは特別口座を利用して行うことになりますが、一般口座を利用するのであれば自分で確定申告を行わなければならないことを理解しておきましょう。正しい内容で申告するためにも、詳細な内容について理解を深めておくことが大切です。転記する部分も多いですが、自分で計算しなければならない部分も多いので、ミスがないように注意しておく必要があります。

そして、損失が出た場合には必ずしも確定申告を行う必要はありませんが、実施したほうが翌年に損失を繰り越すことができるという恩恵が受けられることも理解しておくべきです。確定申告で失敗しないためにも、一般口座で株取引を行っている人が知っておくべき確定申告のやり方について正しい知識を持っておきましょう。

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